「やりたいことがない」のはただの努力不足だよ
- 2018.08.16
- 働き方

「自分のやりたいことがわからない」
大学生でも、社会人になっても、こう話す人は少なくありません。
そんな僕も、かつてはその一人でした。
新卒で就職活動をしているときは「自分の将来やりたいことって何だ?」と必死に自己分析を繰り返しながら、迷走していました。
しかも、大手の金融機関に入社することができたものの、合わなくて1年で辞めてしまうことになるのです。
僕の就職活動は見事に失敗に終わったわけですが、この経験から一つ伝えたいことがあります。
それは「やりたいことがないのは、単に自分の努力(経験)不足なだけ」ということです。
どういうことか、詳しく書いていこうと思います。
やりたいことの有無は、人生の経験値に依存する
例え話をします。
小さな子どもに、好きな食べ物を尋ねます。
すると、だいたい「ハンバーグ」「カレー」など、まさにお子様ランチに出てきそうな定番の答えが返ってきます。
一方、大人に対して同様の質問をすると、ひとりひとり違う答えが返ってきますよね。
この子どもと大人の違い、わかりますか?
味覚の違いではありません。
そう。
「今まで食べたことのある食べ物の数」です。
僕はこれを、「食べ物に関する経験値」と考えています。
今まで食べたことのある食べ物が多ければ多いほど、その中から、自分が好きなものをより正確に答えることができますよね。
仕事や趣味についても、同じことが言えます。
「今まで10年間同じ仕事だけを続けてきた。やりたいことが見つからない」と主張されたら、
「そりゃそーだろ!」
とツッコみたくなると思います。
それは、
「今まで一つの食べ物しか食べたことがない。自分の一番好きな食べ物がわからない」
と言ってるのと同じです。
やりたいことがないというのは、本人の努力不足、経験不足に他なりません。
いくつもの仕事を経験しないと、天職など見つかるわけがないのです。
やりたいことは転がり込んでこない
「自分の人生を捧げる仕事はこれだ!」とコミットして、同じ仕事を続けるのは良いと思います。
ただ、自分のやりたいことが明確に定まっていない状態で、何となく会社に残り続けるのは非常に危険だと思います。
人は、自分がどんな選択をすれば良いかわからないと、現状維持という選択肢を選びがちです。
「今の仕事に不満はあるけど、転職をするのもな・・・」と会社に残り続けると、やりたいことはいつまでも見つからないです。
そのような状況を打開するにはどうするか?
それには、1mmでも興味があることには、何でも手を出してみること。
これに尽きます。
転職が難しいなら、趣味でも、ボランティアでも、副業でも、なんでもオッケー。
もし興味が続かなかったことでも、「自分のやりたくないこと」がひとつ明らかになったということ。
漠然とやりたいことを待っていても、転がり込んでくることは絶対にありません。
こだわり過ぎず、色々なことにチャレンジしていきましょう。
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